2015年6月22日月曜日

Aaron Aites(アーロン・エイツ),Audrey Ewell(オードリー・ユーウェル)『Until the Light Takes Us(ライト・テイクス・アス 〜ブラックメタル暗黒史〜)』


Fenrizのそれはファッションのようだ。
Vargは確かにブラックメタルだったんだろう。

しかし継続させることの難しさをみていて感じた。結局どこかで折れてしまう気がする。

正直、キリスト教なんて彼らの元々持っていた文化でもなんでもないし、燃やせってのは賛同できるが、そこまでやる必要もないだろと同時に思う。糞みたいなかつての破壊者であるキリスト教と同じように自分がなってしまったら、まったく同じゴミになってしまう。ただ現実に過激派と戦うのは、別の過激派になるだろう。テロリストに対するために思想の自由が制限されるように。ブラックメタルもある種のテロリストの過激思想に近くもなっている点は重要だと思った。キリスト教が社会の中心にマイノリティとしてある限り過激化するのは仕方がないのかもしれないが…
今は別にキリスト教は過激な破壊者ではなく穏健な身を潜めた社会そのものだと思う。しかし、新聞の記事のブラックメタルに対するキリスト教文化の危機感は、宗教というのは本質的に危険だと言うことを語っていると思う。それに呼応するブラックメタルも同じように。