2015年12月20日日曜日

Henry Hathaway(ヘンリー・ハサウェイ)『Niagara(ナイアガラ)』


マリリン・モンローの存在感がすごい。マリリンの映像をみたい人がみるもの。要するにマリリン・モンローのイメージビデオとしてみろってことかね。わざと活かしていない使い方をしたという意味では、特に前半部分は映画として作品評価なんて無理でしょうね。
やっぱりこの人は圧倒的な存在感があり綺麗な人だと思ったけど浮かしすぎ。

映画の内容は、妻が不倫相手と夫を邪魔殺害しようとして、返り討ち。
自暴自棄の夫も滝壺へどんぶらこ。
追いかけるところとかはいいシーンではある。
映画としてはまぁ別に普通だなって感じだけど、個人的には割と好みな方かな。

橋下市長退任

ローカルから国政へということかな。とりあえず第一幕終了みたいな感じか。
ついでに前回の選挙も分析してみます。
http://www.sankei.com/west/news/151122/wst1511220054-n1.html
2015.11.22 20:00
【大阪ダブル選】
維新完勝 松井知事・吉村市長誕生へ 都構想を推進
(1/2ページ)
(略ry)
市長選は「大阪維新の会」代表の橋下徹市長に後継指名された元衆院議員の吉村洋文氏(40)=大阪維新公認=が、元市議の柳本顕氏(41)=無所属、自民党推薦=ら3人を破って初当選、知事選は現職で大阪維新幹事長の松井一郎氏(51)が、元府議の栗原貴子氏(53)=無所属、自民推薦=ら2人を破って再選を確実にした。
(略ry)
結果としては、産経の記事にあるように維新の会の圧勝ですね。
http://www.sankei.com/politics/news/150511/plt1505110019-n1.html2015.5.11 18:34
菅長官「全く理解できない」 都構想反対で民主、共産と共闘の自民大阪府連を批判 谷垣氏は「大きなシンパシー」と黙認
http://www.sankei.com/politics/news/151123/plt1511230013-n1.html
2015.11.23 06:45
【大阪ダブル選】
自民、2つの誤算…「動かぬ公明」「抱きつく共産」 参院選へ立て直せるか
今まで自民党幹事長といえば、絶大な力を持っていたが官邸の力の強さをみるに比例代表制では、官房長官の方が強いというのが答えじゃないかな。武部の時からそうだが幹事長はイエスマンで良いわけで、重要な椅子として見る必要もないですね。ましてや谷垣でしょ。

後、自民党と共産党が手を組むみたいな形が大政翼賛会みたいにみえる。完全に意義を失っているわけで、自民党の地方の疲弊具合はやばいともいえるし、それを肯定している谷垣は論外だろう。

共産党という左のファシズムに近づけば自民党の意義を失うわけで(自民党が右のファシズム下するだけ、合わせて大政翼賛会にみえる)、其の上で大阪では、キャラクターとしてたっている人(タレントなどの著名人)が票をとりやすい。自民党がタレントを用意できない時点で負けは確定。ポピュリズムと批判があるが誰にしても要素を持つだろう。あまり意味がある批判だとは思えない。こういう要素が選挙にはあったと思います。


結局のところ国政だろうなという感じ。


http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2661631.html
橋下市長が退任「しんどいことばっかり」
 (略ry)
 市役所に別れを告げた大阪の風雲児。本当に表舞台から去ることになるのでしょうか。(18日17:58)

トオルコールがすごかった。
マスコミの数がすごかった。

http://www.sankei.com/politics/news/151219/plt1512190014-n1.html
2015.12.19 18:36
安倍首相と橋下氏が会談 憲法改正などで意見交換か 菅長官と松井代表も同席
ここの関係が重要だったね。
それに伴い公明党でしょう。


2015年8月29日土曜日

George Miller(ジョージ・ミラー)『Mad Max: Fury Road(マッドマックス 怒りのデス・ロード)』


期待がすごかった。とにかく玄人である評論家大絶賛。
「とにかくみろ。これはすごい。最高だ。」との圧力に負けて速攻いきました。
こんなもので喜べるわけないやろ。

ひゃっはー!最高ってなるところもあるけどさ。とりあえずお前らこれでいいんだろって感じでもの壊すだけ。いつもの砂漠と働く車。

Nux(Nicholas Hoult)ってSkinsのTonyの印象がいまだに俺の中では強いね。ものすごく懐かしい。

Immortan Joeはビジュアル結構かっこいいね。immortalって単語よくみるから不死身ってすぐわかった。ぼくも成長したね!てへっ。

期待値高いせいであまり評価できないかな。僕のワクワク感は最高だったけど映画館の途中あたりでわくわくさん死んじゃった。


2015年8月22日土曜日

Colin Trevorrow(コリン・トレヴォロウ)『Jurassic World(ジュラシック・ワールド)』


恐竜の調教師とかすげー怖い仕事やな。
改造してつくった恐竜が敵になるんやろうなとか冷めた目でみてて案の定こんにちは。
あのカプセルみたいな乗り物入って恐竜みにいくとかはじめから罰ゲームやろ。

いや最後にt-rex来たところでうわーってなってる人が隣にいたけど君そんな歳やないやろ。t-rexにそんな想いないしなぁ… ゴジラぐらいの格好良さほしいし、アロサウルス、ステゴサウルス、トリケラトプスとか他にも好きなのあるしな。
いやでもまぁ子供心ってもう残ってないかもしれないけどモササウルスかっけぇ!

まぁでも初代みてからその後は後継作品もみてなかったし、懐かしいなって思ったよ。

Christopher Nolan(クリストファー・ノーラン)『Interstellar(インターステラー)』


結構絶望的な未来やね。もう殺してくれやレベル。
悲しい世界。

この手のSFを映画一本でやるっていうのはきついなってのが感想。
シリーズでドラマなりアニメなりでやらないと描ききれないし面白くない。

映像やワームホールへの評価とか俺からすればどうでもいいわ。
この作品もそうだが周りの評価高いと余計につまらないなぁ。

FF8のような作品にすれば面白いかなという題材やね。
伏線回収としては良いギミック。
話としてはありきたりなSF。


2015年8月18日火曜日

Jeannot Szwarc(ヤノット・シュワルツ)『Somewhere in Time(ある日どこかで)』


たまたまテレビつけたらはじまって、時間潰しに観ていたらぐいぐい引き込まれてしまった。間違いなく本物。

カメラがいいのかなんだろう淡いね。

Roger Williams - Somewhere In Timeがマッチしてる。

ロマンティックな恋して死ぬ。切ない話。

ゲームでルートミスってゲームオーバーみたいではあるが、最後の終わり方がまるで夢のようで良い演出だとは思う。

感想なんていらないぐらいに良かった。

2015年7月23日木曜日

Walter Salles(ウォルター・サレス)『The Motorcycle Diaries(モーターサイクル・ダイアリーズ)』


あの広大な土地を言語が通じるならすぐにでも僕も旅に出たいよと思えるぐらいでしたね。そういう意味では羨ましい環境ともいえる。

金持ちの自分探しの道楽というか、青春って感じですかね。

バイク壊れるのはお約束やな。吹雪いてるのとかもそうやね。体弱くて寝込むってのも自分も体弱くて未だに熱がよくでることがあるから共感するね。鳥打ち落とすとか無理やろ。

ハンセン病ってどこでもあるんやねとか思った。最近泳いでないから、今じゃ泳ぐ自信ないなとか淡々とみてた。

この手の作品のおもしろい要素って、この後僕らはゲバラのその後を知っているからだよね。あとこいつは頭が固くて純粋だからカルトにはまるタイプだなとすぐ思った。体が弱いってのもあるやろうな。余裕なんてうまれないやろうしね。
他にいくらでもロードムービーあるしな。普通。

2015年6月22日月曜日

Aaron Aites(アーロン・エイツ),Audrey Ewell(オードリー・ユーウェル)『Until the Light Takes Us(ライト・テイクス・アス 〜ブラックメタル暗黒史〜)』


Fenrizのそれはファッションのようだ。
Vargは確かにブラックメタルだったんだろう。

しかし継続させることの難しさをみていて感じた。結局どこかで折れてしまう気がする。

正直、キリスト教なんて彼らの元々持っていた文化でもなんでもないし、燃やせってのは賛同できるが、そこまでやる必要もないだろと同時に思う。糞みたいなかつての破壊者であるキリスト教と同じように自分がなってしまったら、まったく同じゴミになってしまう。ただ現実に過激派と戦うのは、別の過激派になるだろう。テロリストに対するために思想の自由が制限されるように。ブラックメタルもある種のテロリストの過激思想に近くもなっている点は重要だと思った。キリスト教が社会の中心にマイノリティとしてある限り過激化するのは仕方がないのかもしれないが…
今は別にキリスト教は過激な破壊者ではなく穏健な身を潜めた社会そのものだと思う。しかし、新聞の記事のブラックメタルに対するキリスト教文化の危機感は、宗教というのは本質的に危険だと言うことを語っていると思う。それに呼応するブラックメタルも同じように。

2015年4月20日月曜日

神山 健治『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』

共通テーマ?
自我(自分、自分の思考、ゴースト、霊魂、自分の定義、)
群れと自分

http://www.wowow.co.jp/anime/kamiyama/interview/

SPECIAL INTERVIEW
攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX/東のエデン
神山健治監督スペシャルインタビュー
  (略ry) 
神山: そうです。1話完結の中に、大きなストーリーの細部を散りばめて、シリーズ全体で一つのうねりになるように意識して作りました。そのあたり海外ドラマのように作っているので、一挙に見るときにはそういう細部の部分のリンクなども楽しんでいただければと思っています。
  (略ry) 
とりあえず一話完結ですね。後は笑い男事件は、時々出てきて、最後にドーン。思っていたとおり、海外ドラマを意識しているんだな。昔から海外ドラマばかり観ていたから俺はこの作品がすぐに好きになれたし違和感なく慣れたのかもしれない。こういう形式は好きだ。


一話
入れ替わりトリック。まずはデモンストレーションでしょ。芸者日本!海外目線のこてこて日本だけど実にクール。

二話
輸血禁止の宗教が現実には存在するのではあるが(エホバの証人)、攻殻機動隊の世界では擬態化禁止の宗教というものがあるのだ。倫理問題は同じでしょう。
そしてうまく表現をすることができない歪んでしまって不器用な男のすれ違い的な最期ということか。糞親おつかれってことか。また彼らも被害者なのです。そこから考えるジャスティス。

三話
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』ではゴーストを機械が持つ世界観だ。
ジュリが発するはずのない一言から考えられることは、機械が自我、要するにゴーストを持ち始めているんじゃないかという可能性を見せている(片鱗が見える)。
存在しない渋滞をみせる情報戦だ!
OPの人形を潰すシーンに言及。

ジュリ
元ネタは映画、Jean-Luc Godard(ジャン=リュック・ゴダール)『À bout de souffle(勝手にしやがれ)』においてのパトリシア・フランキーニ役のジーン・セバーグ。

バトー「すげぇ映画マニア」
という台詞の後
A BOUT DE SOUFFLE
ALPHAVILLE
と書かれた35mmが積み上げられたシーンがある。

ALPHAVILLEは『アルファヴィル(Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution)』でこれもゴダールの作品。

四話

かつての笑い男事件概要解説。
監視社会で監視カメラが大量にある社会というのは予想できるけど目が監視カメラというのが良い発想。
衝撃的な笑い男登場シーン。I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes
この記号としてのマークの存在感は素晴らしい。

五話
ナナオ・A
極左
経済ヤクザ
とそして最期まで利用され続ける活動家。要するに宗教の信者と同じで搾取される奴隷。
なんとなく猪瀬直樹氏が思い浮かびました。

かつての笑い男の映像が流れて青さと熱さが目につく。
評論家が言う笑い男なんてはじめから存在しなかったというのはおもしろい。オリジナルの消失。複合的な存在。
利用したくなる(関わりたくなる、参加したくなる)魅力。名前を継いでいく感じ。

六話
笑い男を名乗るテロ(ウイルスに感染して動かされている点がおもしろい)連鎖発生、明らかに今までの事件と違う模倣犯。
ウイルスに感染した爺さんは笑うところだね。
ところが外的な要因であるウイルス感染でもなく模倣犯たちだった。
バイブルとしての笑い男の影響として、憧れ(影響を受けた、リスペクト)、本人宣言(同一化しようとする偽物)、自分への啓示(神がかり的なもの、予言的宗教)など。
表向きは電脳汚染として警察は発表。
警察VS公安の構図が鮮明に。

七話

電脳麻薬、電脳ドラッグと暴力団の話。
マルセロ・ジャーティというクローンってかコピー。
並列化が違いか。
オリジナルの消失後もオリジナルとして存在する何か。

八話
臓器売買
やっぱ暴力団とかの話もでるが医者の横流し。
思ったが子供の時から大人の義体にできねーのかとか下らないこと考えてた。

九話
名前がない気づくやつっていうキャラは好きだな。

十話
ワタナベ タナカ
サトウ スズキ
苗字(ファミリーネーム)の組み合わせ。笑うところだな。

トグサ「カラスばっかりさ」
っていうの好きだな。現に雀と鳩と烏しかいない。

素子「他人の死に興味のないこの国」
実際淡白だ。

マルコはいつまでも戦争が続いている
バトーの大人な感じが対比されていていい。
感情的な態度と冷静な考えがいいなぁ。

十一話
利用される障害者。
そして笑い男のマークの英語の文章。

十二話
タチコマと少女の学習。
現実とバーチャルの優位性の問題。
人を引きつける魅力を持った物。

十三話
擬態化禁止の宗教(イデオロギー)テロ集団。
一気に老けたぐらいのストレス。
そのストレスを引き起こした記憶をみるということは耐えられないね。

十四話
横瀬兼元は、よこせかねもっと(寄越せ金もっと)
物に対する権利は、死んだら終わりなのは、物だと何に対しても同じなので金だけに限ったことではない。
トグサ「三途の川の渡り賃だ」
生きてる人間が意味をつけるぐらいしかできない。アタリマエのことが死んだら終わり。

本人が死んでもただお金のために動き続けるプログラム。
そうして死んだ後プログラムが横瀬として周りから認識される(横瀬が死んだと周りは知らない)。
オリジナルの消失後もオリジナルとして存在する何か。

十五話
自己言及のパラドックス。
タチコマの成長が見られる。
並列化の問題としての自分こそが本当の自分。コピーとオリジナル。
バトー専用タチコマ
情が移ると判断できない。食用できるペットを殺して食べれるかレベルの倫理を迫られている気がした。

十六話
ドナドナまで歌うタチコマたちにバトー君プンスカ。
すごく良いボクシングの試合のシーン。これは単純にみていて気持ちが良かった映像。
人は腐っていく。憧れの人もたった一つのことで外に飲みに行こうぜと大事なものを捨てているのがそこからもわかる。故郷の酒と高い酒の違いだ。

十七話
歳を食ってしまうと感慨深く思う。
前に見た時と全然印象が違った。
もうそれだけの失敗をしてしまったということか。逆にいいことかもしれない。

十八話
親子の自我の差異がなくなってしまっている。どこからが自分なのかというこの作品のテーマの一つ。
歳 を食ってしまうと感慨深く思う。とはならなかった。さすがに子供はいないしな。そういえば友人には子供ができたり、結婚したりしているので若干そういうの も片鱗が見え始めました。前に見た時は大学生だったがその前は中学だったよ。10代から20代になっただけじゃ変わらんね。

十九話
いくらなんでも拉致されすぎだろw犯罪者の子供は犯罪者みたいなのは倫理的に許されないとは言える。しかし大抵こういう有名人のガキは親と同一視され対象とされる。
荒巻「奇妙なことに思われるかもしれませんが相手が敵であってもプロならばその行動原理に一定の信頼がおける」
クルツコワ・ボスエリノフはすげー棒読みで違和感がある。声優は弥生みつきって人か。
この話はダメw

二十話
サリンジャーと笑い男。
耳と目を閉じ口をつぐんだ人間になろうと考えたんだ。
できるからこそつまらないと感じる。
村井ワクチン。
元ネタは丸山ワクチンで未承認の治療薬。
医療利権陰謀論。怪しいNPO。現実でこんなのあったら完全にイっちゃったお花畑。
反社会的すぎる厚生省。現実でも厚生労働省の下に麻薬取締部がある。

二十一話
不正追求にもえる笑い男。青いぞ青い。
公衆電話の進化版公衆端末。
パチンコの進化版 爺さん共を並列化すんなw
『メタルギアソリッド』でレックスに踏まれるグレイ・フォックスを思い出した。

二十二話
荒巻ポカしすぎだろ。家族とか家庭を犠牲にせざるを得ないというのは仕事の倫理だな。そういうとこにつけこむ。

二十三話
特になし笑い男事件の真実。

二十四話
 たちこまちゃんはおじーちゃんの介護がうまい。
 タチコマ「皆ぁ…」

二十五話
じぃちゃん「戦況は悪化しておる」
タチコマ「 みんな死を体験できたんだなぁ」
目からオイルが出た。
バトー「素子ぉ」

二十六話
バトー「素子ぉ」
蚊帳の外ヤサグレトグサ。
新たに笑い男になろうとするトグサ。

急にsacのopの曲が聞きたいなという衝動にかられ保存していたTV版を見返してopを聞いていました。 昼夜逆転していて、こんな感じ。それでサイコパスって攻殻機動隊意識してたなとか思って、サイコパスはつまらねぇとか記事書いてました。検索したら同じように思っている人がいてよかった。そして朝寝て、

http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/anime/357531/

【訃報】「攻殻機動隊」主題歌のロシア人歌手Origaさん死去

2015年01月18日 20時49分

深夜起きたら謎のタイミング。不思議な感じの声と曲で印象に残ってたけど、どうも好きになれなかったなぁop。


そういやひまわりの会ってのが出てくるんで、現実にもありそうな名前。なんて思い検索したら実際にあってふーんとか思ってて今日ニュース見てたら朝日新聞と揉めてたみたいですね。あ、この前見たひまわりの会だ。って思った。てかなぜかこの記事公開するの忘れてたのを思い出したので履歴を引っ張って最後に終わります。

ariseの映画版をみてTV版を視聴しています。これも終わったら考えてみたいと思うけどゴミだと思った。

大好きな作品だったからちょっと長めになった。

2015年2月27日金曜日

水島 精二『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』


なんか子供のころの玩具遊びで、玩具がないから最強の敵を手抜きで想像したという感じ。
デカルト・シャーマンは出オチかませ。
刹那ELS化で笑った。
いやおまえ何がしたいねんって感じ。
これガンダムである必要ってあるんですかね。ロボット必要か?

2015年2月22日日曜日

Álex de la Iglesia(アレックス・デ・ラ・イグレシア)『The Oxford Murders(オックスフォード連続殺人)』


映画というよりドラマみたいな感じだったなぁ。はじめの面白そうな感じからするとがっかりかな。障害者的な演技は上手い。後障害者も出てくるがそういうのを含めていいな。はじめの頃の場面のリレーのような撮り方好きだったなぁ。うん、もったいない。とは言え俺は撮り方なんて意識してなかったが親父が言ってて確かにそうだと思っただけ。

バタフライ効果、バタフライエフェクト(butterfly effect)。
そういや映画あったよな。とにかくこの理論。
一匹の蝶の羽ばたきが竜巻になる。

因果関係というか差異というものもなく世界の断続性とかそういう意味でこじつけ的なもの。こじつけ的に思えるけど人間が物事を区別して勝手に分けて境界線を設定しているわけで、認識をするそのまえからただ存在するものは単純に連鎖している。

人間が設定したルールである社会とは矛盾するのはそういうこと。仏教でいうところの空の世界観で、ミクロな視点でただ存在がある。哲学でいうところの物自体の世界。

というのは予想できるけど所詮予想だからヴィトゲンシュタイン曰く沈黙しなければならないってことになるんだろうな。ただヴィトゲンシュタインの認識というかそれぞれの視点ってのは、そういう意味をつけるってところとは若干ずれてるけど。言語ゲームという要素で、それぞれの人の捉え方次第ですよみたいな。

薄汚い犯罪者セルダムの言い訳としてヴィトゲンシュタインとバタフライ効果ってだけだろって感じはする。罪のなすりつけでこのスタイルをよくとるのはテロリストや過激派の正当化と同質だろう。

社会的なルールがただのルールである以上はそれに意味をもたせる必要性もないし、哲学的な視点と社会的な視点がそれぞれ独立しぶつかるとしても社会は社会のルールをただ適用させるってだけでしょ。

基地外の戯言を社会が受け入れる必要性も勿論ないってことだな。バタフライ効果を使った言い訳が最大のオチというか結論だとして納得できるやつはいないだろ。

セルダムが性に奔放なのが蝶の羽ばたきだとは思わないのかね。 というわけで主人公のリアクションにせよ好きでない。

Roman Polanski(ロマン・ポランスキー)『The Ninth Gate(ナインスゲート)』


ものすごくつまらなくて長い拷問のような映画。睡眠鑑賞法を身につけた人間にとっては最高の導入剤。何故か寝れない僕、ここが地獄か。

何度も流れる陳腐なテーマ曲が印象的。

ところで緑の目の女はルシファーなのか悪魔の使いなのか何なんだろう。ポランスキーのおもちゃ箱ってかオナニー。

とりあえず最後にゲート通るってことっすか。んで何になるんだって話ではじめの頃の楽しそうな感じとかは何もない。

ボリス・バルカンの燃えるところで笑った。
スペインってことでバイオハザード4みたいな世界観だな。逆五芒星で黒いフード。おっぱいのペラペラソース。

2015年2月19日木曜日

こだま 兼嗣『名探偵コナン 14番目の標的』


毛利小五郎の格好良さ。

今は声優が変わってしまったが、神谷明の声優としては、毛利小五郎の格好良さが際立っていいね。声優交代は非常に残念と言わざるを得ない。
この人が演じた似たようなキャラとしてキン肉マンも冴羽獠も普段のダサさとのギャップって意味で、メリハリがついていて演技は実に最高だ。

神谷明の毛利小五郎のシーンが際立ったのが、
アニメ名探偵コナン、
第27話 小五郎の同窓会殺人事件(前編)
第28話 小五郎の同窓会殺人事件(後編)

中道和志が他の柔道部の同窓を柔道技でおさえてからの小五郎

中道「ああそうだワシの人生をメチャクチャにしたあの悪魔をな」
小五郎「どっちが悪魔だか」
中道「黙れキサマになにが分かるキサマになにが」
小五郎「わからねーなどんな理由があろうと殺人者の気持ちなんてわかりたくねーよ」
中道「相変わらず腕は落ちてないようだな」
小五郎「バーカお前が弱くなっただけだよ心も体もな」
中堂「あぁ」

一本背負い

本番に弱い小五郎だが普段は強いというのが更に際立っていい。このシーンを久しぶりにみて思ったのは、中堂は本当はとめてほしかったんだなぁって思える。哀愁。

本編についての適当な感想。

ジゴバのチョコはGODIVA(ゴディバ)やね。

村上丈「この女と地獄の果てまでランデヴーだ」
ランデヴーなんて言葉使わないだろと当時おもった。当時に死語だと思うぐらいひどいだささだった。だけどその響きがものすごく好きで癖になる感じで時々思い出していた。実際にこの記事書くきっかけがこれ。
塩沢兼人の白鳥任三郎が淡々と小五郎が警察を辞めた理由を話すのが本当に好き、あの暗い語りは最高やね。塩沢も亡くなったなぁ…
若い頃の小五郎のビジュアルが本当に格好がいい。目暮も味があっていいね。
ここでの小五郎とラストのコナンのだぶらせる感じが最高にいい。
「本当は ハワイの別荘に行った時 あっちの射撃場で親父に教わってよく撃ってたなんて 言えねーよな」
正直子供の頃、ハワイ行きたくなった理由は大体これ。未だに行ってないけどw

アクアクリスタルみたいな建物に住んだり、学校や仕事場があればいいなぁってすごい憧れた。潰れたら怖いけどw

すげーなソムリエって、何てあり得ない職業なんだろうとか子供ながらに思った。
当時は高校生なんて想像もできない大人なイメージだったが、とっくに卒業して大人になってしまい悲しくも切ないでござる。人生ってはやいね。味覚だけでなく頭にも障害あるんじゃないかというぐらいの動機だったが…

曲はいつものメインテーマ(伊織 - キミがいれば)もいいが、
ZARD - 少女の頃に戻ったみたいに
もいいね。坂井泉水もあんなに早く変な死に方するなんて思わなかったなぁ…悲しいね…

ちなみにこの映画の漫画版を妹が持ってた。コマ割って、台詞つけただけってつくるの簡単そうとか思った。

2015年2月15日日曜日

水島 精二『機動戦士ガンダム00』 セカンドシーズン


いやー刹那強すぎて面白くない。
無理矢理引き延ばして続き作った感じになっているな。
緊張感がない。ルイスも死なないのね。
でも結構サブキャラはどうでもいい感じで死んでいくし、最終決戦は今回は糞つまらない幕切れ。
サーシェスとロックオン戦もひどすぎだろこれw
やんなくてよかったのでは…

茂垣 弘道『チャージマン研!』


手抜き使い回し。当時のアニメ制作の闇。MAD素材。

よくもあんなキチガイレコードを。

ゲシュタルト崩壊をおこした作品。薬でもやってる奴がみるんじゃないかなレベル。そういう風に楽しめと逆に評価する作品。

藤田 和日郎『からくりサーカス』


子供の頃にこれぐらいのエグさで少年漫画的なものを読むのは絶対いいよな。
うしおととらは大人でも読める。

これも友達に勧められたなぁ。

加藤 鳴海が仮面をつけてからは、こいつ自分の人生を生きていない人形みたいなやつだなって思った。
それが余計に共感できない八つ当たりみたいなのを周りに当たり散らす感じが嫌いだったな。

梁 剣峰の生き方ってのは共感できないが鳴海みたいなグジグジと続けてるのよりはっていう対比して余計にうざかった。

そして何よりも才賀 勝と比べて鳴海は歳いくつなんだっていう印象が余計にやばくなる感じがしたなぁ。ここの対比が余計にこの作品の嫌だと思ったところであるがまぁどうでもいい。逆にいえば悲しみと怒りのキャパシティ超えて壊れましたみたいな感じでリアルではあるんだけど。

作品最後のあれはスターシステムの手塚の作品みたいな劇みたいに感じる。てかコンメディア・デッラルテってことか。サーカスって要素をそういう風につなげるのは面白いと思う。

最古の四人かっこいいね。ドットーレ…w

長崎とか歴史的に絡み合うストーリーはすごくよかった。 ジョジョとかガンダムもそうだけど長い作品ってのはいいよね。

人殺しは必ず死ぬ。倫理的なこの人のルールとして、子供向け作品として評価するべきだな。そしてこの作品自体、子供のころに読むべきだと思う。うしおととらと比べても20才過ぎてからは、楽しさが半減する。

だって僕は「自分を信じている」もん。
自分を信じて「夢」を追い続けていれば、
夢はいつか必ず叶う!

思えばジョジョの敵とかもこの手のいかれたやつだったけどやっぱフェイスレスは一貫してるよな。こんなやつ改心するとは思えないんだが…w
最後まで敵でいてほしかったなぁ…

2015年2月14日土曜日

谷口 悟朗『スクライド』


OP、
井出泰彰 - Reckless fire
最高やな。
特に後半のOPの虹色の空間の中でキャラクターが前に流れてくるところが好きだ。

熱血系子供向け。戦闘が薄い。というか子供の頃思い描くバトルってやっぱ単純なパワーバトルなんだよな。

友達の木村君のオススメ作品。ストレイト・クーガーみたいな性格してんなとか真似してんの?とか言われてみてみたけど何か俺はあの当時こじれてると思われていたのだろうか。確かにこういう奴好きだろみたいに言われたらかっけぇって思った。まぁ猫背だし早口だしわからんでもないけどクーガーの方が100倍かっこいいやろ、このアニメみた後だと恥ずかしいからできるだけ直すようにすっかと思ったけどやっぱ俺は自分の好きなように生きようと思う。

今石 洋之『天元突破グレンラガン』


子供向けだと思う。熱血ロボット系。
カミナが死ぬのはやいよね。グレンラガン自体が話の構成がはやいわけだけど。
さっさと終わるのはいいんだけど物足りないというかあっさりしすぎてる。
感情移入とかあんまりできないでしょ。みんなカミナかっこいいとかごちゃごちゃ言ってたけど、そんな感情移入できるほどゆったりしてないと思うが。
ゲッターの影響をいい意味で受けてるとは思うが短いね。
とは言え、ぐだぐだだれるぐらいなら、よく縮められたゲッターリメイクとしてこの作品は価値があるのかもしれんが。もうゲッター自体が他のロボットアニメと比べて、みる価値が特にないから、そういう意味でもこれで代用って感じかな。
後はまぁ世界観がどんどんインフレしていって終わりっていうやつの典型でどこまで行く気なんですかね。逆マトリョーシカって感じやね。

荒川 弘『鋼の錬金術師』


戦闘は勿論キング・ブラッドレイ(ラース)だよな。

キング・ブラッドレイVSグリード,フー,リン・ヤオ(グリード),バッカニア大尉

列車の爆破から抜け出し、戦車も破壊、勢いが止まらない。
バイオハザード3の追跡者並にしつこい。
フー、リン、バッカニアに対しても余裕で渡り合う。
その後もスカーと五角以上に闘う、かなりしぶといというか強すぎる。
全盛期なら止まらないだろこれというか誰が勝てるんだ。

一番好きなのは、はじめの頃のラースの戦闘。

グリードVSキング・ブラッドレイ(ラース)

地下での闘いはラースの強さが引き立って良いね。
再生も硬化も間に合わない。っていう言葉が格好良すぎる。

マース・ヒューズのキャラも良かったな。
そう考えるとキャラとしていいのは
ゾルフ・J・キンブリー
グリード
キング・ブラッドレイ(ラース)
バッカニア大尉
ヒューズは別にしてどれも死に様までいいね。

この作品は非常に暑苦しい。
連載が始まった時からみていたけど独特の気持ち悪い感じが好きでした。
はじめの頃のキメラの話は悲しかったなぁ。
漫画も3回読んだしアニメも見たからもういいや。


池田 成、高松 信司『新機動戦記ガンダムW』


僕が子供の頃にみたガンダムだよ。あんま覚えてないけどかっけぇぐらいだった。子供心にGガンダム大っ嫌いだったからやっぱかっこいい最高って思ってたのだけ覚えてる。キャラもかっけぇとか思ってた。僕はダイレンジャーは覚えてるところもあったけど、そこまで覚えてないなって感じだった。一回見返したけどOPは完璧に覚えてたけど。子供のころ、その前にやってたジュウレンジャーが怖くて見れなかったってのはあるから、ちょくちょくしかみてなかった。カクレンジャーから普通にみてた。当時夕方にガンダム、勇者、戦隊シリーズとかと同じ時間にやってた記憶がある。時間帯かぶっててチャンネル変えざるを得なかったところもあった気がするが。

中学生になったときに二回目を見て、
強烈だったのはトレーズ・クシュリナーダの印象でやばすぎる。理想主義っていうのは現実でも独裁政権とかでよくある基地外思想の根本なんだけど、思想を体現できる人物っていうのは許されるだろうけど人間じゃないし現実には無理。結局そう考えると独裁っていうのは、能力主義なわけだから腐敗や実力がない人間が出世してしまう時点でダメなわけで、その点ではやはり、左翼や右翼などのイデオロギーやその元となった宗教ってのは例外なく終わってるなと思う。トレーズは理想を平気でこなす。そりゃアニメだからねこれ。オーバースペックのエレガントな化け物。

トレーズVS五飛
わざわざガンダムから五飛が降りてからの決闘。

トレーズ(トールギスII)VS五飛(アルトロンガンダム)
トールギスIIにトレーズは乗っているが、実質トールギスと性能は変わらず、頭部のデザインと全体のカラーリングが違うだけでアルトロンと性能差はあるが互角以上に渡り合う。ホワイトファングのビルゴⅡも余裕で撃破していくのは、やはり強い。そもそもゼクスですら、アストロスーツを着ているのに、トレーズは着てないっていう。殺人的加速(笑)

そういやネットではウーフェイはごひって言われてネタにされてて笑ったw

イケメン以外主人公は許されませんみたいな変なナルシストなテロリスト集団が主人公たちでしたが今思えば腐女子に完全に媚びた作品ですな。

坂口 博信『ファイナルファンタジーVI(SFC)』


レオ・クリストフが一番好きだったよ。
レオの使うショックの剣のエフェクトがかっこよくて好きだった。
魔導の力を使わないというのもかっこいいね。

思い出に残るは
オルトロス
ロック
セリス
ぐらいかな。

戦闘BGMもまぁまぁ好きだった。

ケフカが単純にゴミクズでラスボスっていう勧善懲悪。

シャドウはやっぱ暗いね。
でもそれより魔列車は印象的だな。
カイエン…

暗くて独特な感じですね。今の子がやるとRPGツクールって感じがするのではないかな。

水島 精二『機動戦士ガンダム00』 ファーストシーズン


それまでの話とか特にどうでもいいし、グラハム・エーカーはネタキャラだなぁみたいな。殺人的な加速はミリアルドだけでいいよ。

注目するのは、
ガンダムデュナメスVSガンダムスローネツヴァイ
ロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ)VSアリー・アル・サーシェス

ロックオンはティエリアをかばって、右目を負傷した上で、顔色も悪い状態で出撃。
GNアーマーTYPE-Dはスローネツヴァイの奇襲で損傷し、分離して爆発というところからはじまる。

機体的にはこの時点では戦えるのだが…
射撃専門のロックオンが近接戦で片目でサーシェスと余裕で渡り合うなどやはりファーストシーズン最強はニール。最後に射撃でみせるサーシェスも強すぎる。やっぱセカンドシーズンなんていらねーし劇場版なんていらない。

最期まで復讐に取り憑かれたのは、変革の刹那との作品上の対比。 変われなかった俺の代わりに。お互いどこまで戦うつもりなんだっていうのはやっぱガンダムのラストとしてはこっちの方が相応しい。

この作品における戦闘の一番いい部分だと思う。刹那の場面に切り替わると音楽も間奏みたいにベース音だけで繰り返し、二人の先頭に切り替わるとまた始まる演出が良かったのだが、スペシャルエディション版では音楽まで変えられてしまったが失敗だなこれ。

この戦闘はこの曲、

『機動戦士ガンダムOO ORIGINAL SOUND TRACK 2 』29. 機動戦士ガンダムOO::COUNTERATTACK

あってこそだと思いますね。

2015年2月6日金曜日

Andrew Nelson(アンドリュー・ネルソン)『TITANIC: Adventure out of time(タイタニック アドベンチャー・アウト・オブ・タイム)(Mac)』


 でた当時は衝撃的だったというよりは、ゲームってこれだけ綺麗で当然なんだって子供の僕は勘違いしていたし、マックっていうのはゲーム機だと思ってた。windows版もこのゲームはあったはず。

もし時間を戻すことができれば…というさっさ未来行こうぜって思ってた子供には理解できない話だった。もう一回やってみようかなって思う。今やればどう思うだろう。

ものすごく大人の世界って感じがしてた。アイテム探すのが楽しかったし、ミニゲームのカードも楽しかった。

音楽もいいし、どれをとってもいいな。子供の頃の思い出というかゲームと言えばこれ。あと当時のタイタニックの中をすごく再現してあるので子供の俺はわくわくしていた。トルコ風呂ってすげぇ入りてぇって思った。

『サブマリンハンター鯱』


 やたらとリアルな潜水艦戦闘ゲームで楽しい。この系統のジャンルのゲームをしたことがないし、他にあるのかしらないけどね。すごく絶望的な世界観ではある。ホーミングとかデコイとかいろいろ使って戦うってのがいい。

身を潜めたような戦い方ができるってのが新鮮だった。音で判断とか情報戦でなかなかいいんだよなぁ。

このゲームでデコイって言葉を覚えておとりって意味で日常で普通に会話とかに使い始めた。

ストーリーなんてあってないようなもの。店が最後閉まっちゃうのが悲しいね。本当につくりこめてないというかよくこんな状態で売りましたねという感じ。戦闘がおもしろいだけにもったいないがその戦闘もかなりひどいつくりではある。

ただ戦闘システムだけでいえばかなり評価できる。ゲームとしては良い。完成度は最悪レベル。

宮本 茂『スーパーマリオRPG(SFC)』


PSで一番完成度が高いRPGがFF9なら、スーファミで一番完成度が高いRPGがスーパーマリオRPGだと思う。文句なしの完成度。

ミニゲームも基本的に楽しい。カエルコインの音が好き。

敵としてはジョナサン・ジョーンズとかが好きだった記憶がある。クロコすごくうざいw

味方としてはマロがすごくかわいい。ジーノはかっこいい。

感想もクソもない。好きだったアイテム名はひまんパタこうら。

伊藤 裕之『ファイナルファンタジーIX』


アルティマニアが出るまでかなりの時間がかかりましたね。そういう攻略とかと離れたところにあってそれでいてヨーロッパ的なファンタジーな世界観とが非常に良かった。かなりのグラフィックとムービーでゲームをやってるなっていう感覚がある。間違いなくFFで一番楽しい。

レア王ってことはリア王からきていてシェイクスピアだな。ああいう流れの移動型の劇場ってのと彼らのボロっちい服装とかが味があって実にいい。ロマ(ジプシー)を彷彿させる感もいいんだよな。ファイダ、ポーリー、メデオとかいいね。

単純にベアトリクスがかっこいい。

武器とアビリティの組み合わせもいいし合成も楽しい、戦闘は別にいつもの。今までの集大成でPS最後の作品ということでなかなかの完成度です。

序盤の黒のワルツのビジュアルにせよいい。ただ、最終的には永遠の闇ことネット上ではペプシマンと叩かれていますが(ネットなんてやる前から当時からみんな言ってたけど)あいつと戦う理由がすごい薄いみたいな。根源的な悪と戦おうぜみたいなのわりとどうでもいいし実感薄いよなってのはわかるけど別にどうでもよくねw?

モグネットもかわいいしセーブも自然な感じがあっていいよな。チョコボのミニゲームも楽しいけどカードゲームが楽しい。

坂口 博信『ファイナルファンタジーVIII,Windows版(WIN95・98版)』


学園モノで恋愛モノのFFってだけ。前作のゴミグラと較べてまともになったってのもあるがPS版と比べてもましになっている。後パッケージが大きいけどすごく綺麗だ。
去年またリメイクしたPC版ってのが出たらしいけど確認してないや。まぁグラ上がったところで中身知ってるしな。チートみたいなのを搭載してる。まぁでも新規で買うならそれがいいんじゃないですかね。

ドローシステムにしろ変わったシステムだと思う。レベル上げると敵もそれに応じて強くなるからザコ敵と戦う必要もあんまないっていう画期的なシステム。これは人を選ぶって作品だと感じはしたけど俺は有りだなって思った。レベルあげに時間かけてるのって意味ないからな。序盤でサイファー以外殺して、レベルカンストさせて遊んでた俺が言う台詞ではないが。後はラグナに切り替わるっていうのが良かったね。
何か召喚獣が隠れキャラみたいで面白い。
カードバトルもできるけど9の試作品みたいなのだけどまぁ楽しい。
特に文句はない。現実の女みたいに面倒くさいヒロインは嫌だとか言ってる奴いたけどそんなのどうでもいいよ。パンピーファンタジーみたいな感はあるな。

The Man with the Machine Gunっていうラグナ編の戦闘BGMが最高に好き。

fisherman's horizonっていうF.H.のBGMが好きだった。あの村で放置して曲を聞いてたな。僕のお昼寝ミュージックだった。
DISC変わって街に入れないってのはなぁ…

坂口 博信『ファイナルファンタジーVII』


ボンレスハム(骨付きに対してのboneless ham)の網で縛ってムチムチになった状態みたいなあのひどいポリゴンが衝撃的だった。よくあんなので売り出せるなと子供ながらに思った。腕とかやばいだろw

悲惨なまでに暗い世界観とストーリー。荒廃している感じの世界ととんでもない土人が出てきそうな田舎で荒れ果てたような荒野的な場所が多く嫌になる。なんか思うにゲリラ的なボトムズとかと同じあのベトナム戦争とかの匂いと全く同じで泥臭い。RPGでこの匂いは合わないんじゃないかな。

戦闘システムも特におもしろいわけではないし、アビリティの方も同様に。

なんかこう頭がおかしくなっちゃった人たちの話みたいで嫌だ。後この作品がFFの代名詞みたいな感じになって、馬鹿みたいにスピンオフ作品を出しまくってるのも余計にうざい。

後、当時あのヒロインを見た瞬間に毛嫌いしていた。俺には全く受け付けない作品。

『Portal2』


 ぼけかけた頭を使って、ぼけ防止だがんばろー。じじぃとかばばぁにやらせればいいんじゃね!?誰か老人ホームに置いてこい。

あえて感想言うならガラスが床にあってそれを踏みながら進むのをすごく躊躇しちゃうぐらい僕は繊細なんです。何か気になっちゃうよね。

1やったことないのにやっちゃう僕だけど全然問題なかったよ。ストーリーなんかより謎解きが主だからな。

どんなゲームかってのはプレイ動画を見ればはやい。ビームを出して壁に穴をあけることができて、その穴からもう一つビームを出して壁に開けた穴を通ることができる。青とオレンジの穴2つを使って物を動かしてスイッチを作動させたりと楽しいよ。それを使って部屋から脱出するという単純な謎解きの繰り返しになるのだ。

『Grand Theft Auto: Vice City(グランド・セフト・オート・バイスシティ)』


 常夏気分で殺戮。マジトロピカル。元ネタはマイアミ・バイス。マイアミ舞台の作品は明るくていいよね。ぶっちゃけこのシリーズに優劣なんて特にないし、感想を書くストーリーはやっていなくて、ただ遊んでるのでわからないが車庫の中に車とバイクを無理やり入れていた。確か記憶では、車とゴルフカーとバイク二台を一つの車庫に無理やり入れれて、銃で撃って爆発させても車庫を閉めて開けると新品になってたはずだ。爆発で引火させて遊んでた記憶がある。

『Grand Theft Auto III(グランド・セフト・オート・スリー)』


 読み込みの時のアメコミ風のキャラの画面が嫌いなようで好きなようだったかもしれない。何か気になる好きなあの子みたいな感じで表現しにくい。僕はこのシリーズのストーリーを一度もやったことがないけどかれこれ何時間もプレイしている。チートを使って遊ぶこともできるし馬鹿な餓鬼には一番いいアイテムだったのかもしれない。バイスと比べて季節的にも対照的な感じがする。後まだ寒い時期にやってたってのもあるのかもしれない。

最終的にはimgtool使ってmod変更。曲を変えたり車をカスタマイズしたり楽しかった。

当時車乗った瞬間にラジオが流れて衝撃的だったなぁ…

2015年2月4日水曜日

荒木 飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』


 やっぱフー・ファイターズですよね。当時ファイナルファンタジーが好きで、普通にエフエフって自然にでる感じが実にいい。自己の同一性ね。それでいてこの頃から世界観と絵が僕は受け付けない方に入ってきてましたし、ジャンプで連載するような漫画の雰囲気ではすでになかったです。僕は当時のジャンプでは楽しく河下 水希『いちご100%』を読んでました。話を戻しますが特にリキエルのスタンドであるスカイ・ハイのロッズ(スカイフィッシュ)が出たときには、うんざりしました。あんな粗悪なフレームが低いビデオに写ったハエなどの小さいな虫の残像がUMAとして一時期もてはやされたのが納得いかないってのがあった。当時小学生ぐらいだったと思うが、さっさとあれの正体に気づいたし、テレビであんな馬鹿なものをやるんだなとか思っていた。別に想像上のものだったら他にもいいのあるだろうって思ったね。まぁそれでもストーンオーシャン自体は面白いんだけどな。プッチの糞っぷりはやばい。今までで一番邪悪だ。ドナテロ・ヴェルサスのアンダー・ワールドは面白いスタンドだと思うし一番のお気に入り。

ベストバウト
ウェザーリポートvsエンリコ・プッチ

良い勝負だった。てか絶対に負ける要素がないプッチって認識でいいんだろうか。そう考えるとジョルノは近くに来ていたらしいけどジョルノの能力も無害だしよく考えてるなぁとか思っちゃうけど考えすぎても仕方がないしいいや。
死せる孔明生ける仲達を走らすではないけど受け継がれるというか死してなお凄まじい(『ファイナルファンタジー4』水のカイナッツォ)ってのは設定とかでは一番好きなのかもしれない。最終的なところでのディスクなわけでかっこいいんだよな、ウェザーは。

そう、そして無敵のスタープラチナが…

Paul Scheuring(ポール・シェアリング)『Prison Break(プリズン・ブレイク)』


 season1だけなら間違いなく歴代最強だと思うアメリカドラマだ。俺氏の俺史の中でもトップクラスだと言っていい。面白く無いっていうやついなかったなぁ。それでもみんな24ばっか見てたけどw…

 season2は見れるレベルです。マホーンが追ってくるのが実にいい。

その後もぐだぐだ続きますが作品に対するマンネリな愛がどれだけ続くかにもよります。そりゃベリックの最期とかあるにしたって脚本がもうすでにガバガバになってますがなって話だしなぁ。 また捕まって、はい脱獄。パナマなら余裕っしょみたいな。んなわけねーだろ。いやでもそれでもパナマなら…

シェイクにポテトつけて食べるスタイルとか勉強になりましたベリックさんあざっす。
ティーバッグ好きな人多かったね。

2015年2月3日火曜日

ゆでたまご『キン肉マン』1-36巻

 その場のノリだけで圧倒的に読ませる漫画だよね。序盤は正直いらないからその分評価低いけど、正直その場のノリだけでこれだけおもしろいのかけるのはすごい。やっぱベストバウトで考えていくべきでしょ。

怪獣退治編
第20回超人オリンピック編
アメリカ遠征編
第2次怪獣退治編


まではみなくていいレベル。ジャンプってギャグ漫画→バトル漫画ってのも多いから、中盤からみても全然いけるものもあるね。ジャンプってとりあえずトーナメントして最強決めようぜってことだしな。まぁ第20回超人オリンピック編をみてライバルとしてテリーマンとラーメンマンとロビンマスクさえ覚えて、後はアメリカ遠征編で師匠にカメハメがいるなぐらいに適当に流し読み推奨。
これは子供しかみれないよ。大人がみたら絶対つまらないっていう。
しかも時代的な風化で完全にごみやね。

第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイト編

ウォーズマン一択かな。特になし。

ベストバウト
キン肉マンvsウォーズマン
ウォーズマンのデザインってかっこいいよな。何か販促な気がするけど技がどれもかっこいい。煙出て戦えなくなるポンコツだけどその設定がまたかっこいい。

7人の悪魔超人編


ここから完全に読めるかな。
やっぱ目立つはバッファローマンだけどね。謎のフードの男が!()

ベストバウト
ロビンマスクvsアトランティス
地味に衝撃的だった。スプリングマンも同様。

黄金のマスク編

将軍は好きじゃなかったですね。混ぜればいいと思ってる奴嫌いなんですよね。ガッタイダーかてめぇは、僕が考えた最強の僕ゆるさねぇ。やっぱ自我が強いぶん集団も嫌いだし、本能的に昔からこういうの嫌いなんですよね。完全に個人の見解というか性です。アシュラマンすげーって見てたけどな。アシュラバスターかっけぇみたいな。

ベストバウト
ジェロニモvsサンシャイン
これ以外ないでしょ。ジェロニモの設定がいい。能力ないのに強い奴ってやっぱかっこいいよな。

夢の超人タッグ編

あーテリーマンの活躍する話ってこれぐらいだろ。テリーは強いのに不遇すぎるけど哀愁漂っててやっぱいいよな。

ベストバウト
2000万パワーズvs殺人遊戯コンビ
ロングホーン・トレイン一択。

キン肉星王位争奪編

一番面白い。ぶっちゃけこれだけでも全然話として見れるだろって感じだよなぁ。王位争奪編から漫画始まったって余裕で見れる。ロビン最強。

ベストバウト
ロビンマスクvsキン肉マンマリポーサ
カードすらおもしろいよな。てかこの裏でマンモスマンが無双してるってのもあれだけどこの二人は明らかに別格なんだよな。

ベストバウト
ラーメンマンvsモーターマン
スグルの煽りがいいよな。スピーディーでかっこいいし、王位争奪編で一番好きだ。

ベストバウト
フェニックスチームvsソルジャーチーム
これは熱いね。どうみてもソルジャーのほうが強いんだよなぁ…

ベストバウト
キン肉マン、ロビンマスク、ザ・サムライVSジ・オメガマン、マンモスマン、キン肉マンスーパー・フェニックス
フェニックスと侍以外強いんだよなぁ… 侍さん劣化してね?

やっぱその場のノリって最高でしょ。あ、ちなみにゆで理論って言ってネットでも馬鹿にされてるけど釣り師って大人気じゃん。あれと同じで何か引き寄る釣り堀的な楽しさでしょ。ネタだろこれみたいな。

2015年2月1日日曜日

『POSTAL2』


とりあえず牛乳買いに行くのやめてぶっ殺そうぜ!

スタンガンで失禁するまで攻撃して死体にはションベンをかけろ。人権野郎と異教徒は殺害しろ。ガソリンをかけて燃やせ。

ゲームなんてやっても現実で殺人なんて起こすわけねーだろうが糞ゲーム脳信者め!俺を見ればどれだけ立派でまともな人間に育つかわかるだろ。何でも制限しようとする人権ヤクザや環境ヤクザの系統に対する皮肉がきいててじつにいい。環境テロリストだったっけ?なんでもいいや。

肉はやっぱ人肉に限る。これこそ大事な子供の頃の思い出だな。思い出補正がクソ強いけど、ゲーム性でいえばGTAシリーズに劣るね。個人的な思い入れって点では強いけどな。

グラもシステムもまぁあんまたいしたことないけど大好きだった。

Eminem - White Americaとか聞きながら殺しまくってたな。あの当時の記憶はエミネムとポスタルだw

あの頃の規制に反対するようなこういう作品が僕は大好きだったし自由を感じたね。あの頃のエミネムが一番好きだったし、ゲームとかも未来を感じてたなぁ。実際すごいものが出ても今はもう感じなくなってしまったな。贅沢病だ。 久しぶりにあの頃の気持ちを思い出したぞ!

渡辺 信一郎『カウボーイビバップ(Cowboy Bebop)』


 文句はない。完成度が高く刹那的な主人公(ハードボイルド)というのが全てだろう。映画天国の扉は後日談ではなく潔い。蛇足がないからいい。今後何か出たとしても見ることもない。音楽は菅野よう子でopは印象的でかっこいい。ちなみに僕はed(山根麻衣 - THE REAL FOLK BLUES)が好きです。一話完結っていいの多いけどその中でも終わり方がいいね。

印象に残っているもの

一話のはじめオルゴール。

ガニメデ…響きが良い、木星の第3衛星。

マッドピエロ

あの不老不死の設定はねぇだろ。この話だけは子供のころから、脚本や設定がゴミだと思ってたから本当にゴミ。

VHSだがのビデオが過去のものになってるって話…未来にこの作品を見た時に僕はどう思うんだろうって思ってそれで久しぶりに見てなんとも言えない気持ちになった。dvd,Blu-rayにしろ使わなくて、PCに吸収されるだろうなって思ってたけど実際に今はそうだもの(HDDで充分)。今はネット配信とかにもなってるし。感慨深いよな。また未来になったらみてみたいね。さすがに宇宙にはいけないか(笑)テレビ版よせあつめブルースを録画したVHSを地球に下りて探しに行く話をSFドラマで誰かにやってほしいものやね。

あ、でも主人公の生き方はかっこいいんだろうけどそういうの武士道と同じで理解はしたくないなw末期がんで余命いくばくとかなら有りだなw…
ああいう刹那的な作品って少なくなってしまったな。常に死と隣り合わせみたいな。元のルパンとかだと死なないって安心感があるがこの作品だと良い緊張感やね。

荒木 飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』


part1,2はアニメでみればいいと思う。

Part1 ファントムブラッド

北斗の拳みたいなもんで、あんまり意味が無いので、飛ばし読みでok。あー大体ここでジョジョが死んで、ディオってやつが宿敵なんだなーって感じでいいと思う。アニメ版をみてこんなキャラいたなって感じだったし。


Part2 戦闘潮流 


part1と同様にほとんど覚えてなかった。キャラクターは覚えてたけどどんなバトルしたっけって感じ。エシディシなんて子供の頃ずっとエンディシだと思ってたぐらい覚えてないし、その程度の読み方とゴミ記憶だけど元ネタ調べて曲を聞くという作業の方をしてたときにその他のキャラクターでもめちゃくちゃな覚えた方してたことに気づいた。あ、別に波紋が嫌いだから評価してないんじゃなくて、感じたままにできるだけ自分の意見を書きなぐる感じだから、アニメとかならワムウとシーザーの所を評価できるけど漫画じゃ印象に残ってないね。ワムウは名前すら覚えてなかったし、技だけだったな。シュトロハイムもっと強くても良かっただろって事が心残りだし覚えてる。


Part3 スターダストクルセイダース


はいスタンドで能力者バトルはじまりました。独特の頭脳戦が楽しいです。んで、以下からは全体の感想とベストバウト書いて終わりにします。最初からゆるい感じではじまり、最後はギリギリの戦いへ。Zガンダムみたいに辛いですね。あの落差こそpart3の醍醐味ではある。

ベストバウト
ジョースターエジプトツアー御一行様vsンドゥール
ジョースターエジプトツアー御一行様vsヴァニラアイス、DIO

Part4 ダイヤモンドは砕けない


学園モノだと思ったけどまぁどっちかってーと気色悪い殺人鬼に覚えるお話。悪いがレッド・ホット・チリ・ペッパーズなんて記憶にすら残ってねーんだ。

ベストバウト
広瀬康一vs吉良吉影


Part5 黄金の風


運命から逃げられない。イタリアのお話。ポルナレフってやつは弱い。間違いなく初手の嘘をついてる味だぜからインパクトはやばい。ここから変なオシャレ路線になった気がするぐらいに変。チャリオッツレクイエムこそ至高。

ベストバウト
リゾット・ネエロvsヴィネガー・ドッピオ(ディアボロ)

Joel Surnow(ジョエル・サーノウ),Robert Cochran(ロバート・コクラン)『24 -TWENTY FOUR-(トゥエンティフォー)』


 ずっと続く、ガバガバな糞組織と裏切られ放題の常に切れてるジャック・バウアーっていう見苦しい主人公。全編通してイライラする上に、クソみたいな奴がこのドラマ一番面白いよって紹介してきてから、余計に嫌いになった。これはゴキブリホイホイであります。センスないごみがみるごみ。

Luc Besson(リュック・ベッソン)『Léon the Professional Theatrical and Extended Edition(レオン 完全版)』


 やっぱフランス映画特有の子供に手を出す感じがしてフランスだなぁって思う。マチルダ役のナタリー・ポートマンが可愛くていい。スタンスフィールドっていうしょぼいチンピラ薬中捜査官が最後まで敵っていうのは現実ってのは所詮その程度みたいな感じがして逆にいいなとは思う。

レストランでマチルダがレオンにキスをしようとするシーンはどこか大人っぽくみえて実にうまいなと思えた。溢れる酒とあそこの笑いがあの映画のベストでしょう。

キリングマシーンから開放されていく男の物語としてはよくあるがまぁ死んじゃうってのはあれだな。

そして流れるSting - Shape of My Heart。

2015年1月30日金曜日

Tomas Alfredson(トーマス・アルフレッドソン)『Tinker Tailor Soldier Spy(裏切りのサーカス)』


サーカス(MI6)とKGBの情報戦。

やっぱやさぐれるとフクロウを華麗に殺害するよね。

ぶっちゃけ最後の明るい感じは良くないなと思う。

シリーズ一気に見れるなら合格だがこれ単体だときついなって感じだ。

独特の冷静というか冷徹というか暗い雰囲気と相変わらずイギリスは曇だぜみたいなのを味わうのはいいんだろうけど。 ゲイの要素とかもそうだけどやっぱこれは全体的にみて雰囲気なんだよね。そういう楽しみ方が必要な映画っていくつもあるんだけどこれをわざわざ選びたくはないなと思った。虚無感が欲しい人だ。やるせない話ってのはそういう魅力もあるってのはわかる。

恋人が死んだことを知らないってやつはよくあるね。好みのタイプじゃないのに好きになるってのもテンプレだな。なんかでも他人にああいう風に言うのってじわじわくる何かがある。俺多分思うんだけど暗いっていうか淡いような少女漫画と同じ匂いを感じたんだと思う。不思議だ。

原作を一気にシリーズとして映画になるなら価値もあったかもしれない。

2015年1月18日日曜日

高橋 慶太郎『ヨルムンガンド』


 連載途中はわくわく感があった(基本はコミックで読んでた)し、人種も雑多でいろんな顔つきとかを漫画で表現されているのをみるのは新鮮な感じがあったしすごいと思う。打ち切りみたいな終わり方には全く理解はできないが最後以外は非常に良かった作品だ。オープンエンディングに対してお前が嫌っているだけというわけでなく、もう終わる少し前からなんともいえない残念な感じが出ていたと思う。

 仲間にスポットが当たってそいつの出身の国やそいつの過去に絡んだ話が出てきて味があるとは思う。泥臭さがちゃんとあってあー日本の漫画だって思うところもあるんだけど嫌な感じがなくバランスがとれていた。個人的にはルツの話が出てこなかったのは、神山健治『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のボーマみたいな扱いだな。

 一番好きな話はやっぱりDance with Undershaftになっちゃうね。個人的にはブックマンの最後の死んだ二人との会話が好きだ。ああいう独り言ってかっこいいよなって思うね。あれ以降の話は特に残念だと思う。

トップレベルで面白いが、ラストが微妙って感じです。

本広 克行『PSYCHO-PASS サイコパス』


 がんばって攻殻機動隊をつくろうとして失敗しましたって感じがしてならない。近年の傾向だろうがキャラが気持ち悪い。全体的にどの作品でも特定のオタクに媚びたキャラでうけつけないな。腐女子に媚びたキャラづくりってやめたほうがいいと思う。それに加えストーリーとかまで侵食したら完全に終わりだと思う。これは萌え豚に媚びて作品が壊れていくのと同じだ。狡噛慎也と槙島聖護の頭脳戦というか戦いが微妙すぎる。設定は結構良いのに完全に死んでる。知り合いに虚淵玄の名前とともに薦められたけど論外やで、まともな作品みてから俺に紹介してこいやゴミ屑。

Alfred Hitchcock(アルフレッド・ヒッチコック)『Psycho(サイコ)』


 金をぱくってからの猜疑心、警戒からくる警官の怪しさってのがいい感じに出ていたけどはじめのところは特にどうでもいい。車も買い替えてそしてモーテルに向かい疑心暗鬼ってのは疲れるなとか思ってシャワーという安心感からのメッタ刺し。
http://www.cinemacafe.net/article/2013/03/12/15955.html
March 12, 2013(Tue) 18:15
ヒッチコックと作曲家が対立!?『サイコ』伝説のシャワー・シーンにまつわる裏話とは?
(略ry)
 「音と映像は切り離せない」というのがヒッチコックの信念だったが、ヒロインが襲われるシャワー・シーンでは音楽を一切つけないつもりだったらしい。ところが、音楽を担当したバーナード・ハーマンはそれに反対し、激しく容赦のないバイオリンの音色をつけ、恐怖そのものを呼び起こす旋律として、『サイコ』のスコアを史上最も影響力のある映画音楽の1つにしたのだ。
(略ry)
実際、この音があるからこそ映画が生きているんだろって思えるな。この時代の映画ってのは、というより、ヒッチコック自体がこうコミカルな感じの演出をするのか知らんけど、メッタ刺しにするのも雑だし、最後に犯人が捕まるところもコミカルってかまぬけな動きだ。あーこれは劇なんだって感じでね(ジャンルの問題かな?)。血も大して出ないし、ああいうのは別にそんなに出す必要性ってかリアルに再現する必要性ってのがないんだなとは思ったけどさ。

 ホームズは結局パターンを覚えることだと言ってたけどそういう予測っていうのをある程度考えるとその内に答えがでるだろってなっちゃう。ストーリーが進むにつれて絞られちゃうんだから、あのモーテルの主人が頭がおかしくて、母親も本人の妄想か何かだろみたいに思うと案の定だった。だがそれでも彼が母親の格好をして出てきた(前述どおり間抜けにつかまっていたがw)ときは、その演技としての表情がうわー怖いなって思わせるもんだった。たぶん一人で見たらちょっと怖かったと思う。ノーマン・ベイツ役のアンソニー・パーキンスの演技力ってことだな。いまだとこれはないなって思っちゃうのが病気の説明のとこだな。最後につかまった後、あの説明のための無駄な語りはいらねーだろって感じだけど、結局あの当時はそういう精神の病気ってのがあんまりわかってなかったときだからなのかもな。今だったらいらないだろあれ。アンソニーの気持ち悪さがすべてだと思う。それだけは実にいい。

2015年1月17日土曜日

Darren Aronofsky(ダーレン・アロノフスキー)『Requiem for a Dream(レクイエム・フォー・ドリーム)』


 思い起こせば今なら闇金ウシジマくんとかブレイキングバッドとか色々破滅していくような話も飽きてきた感はある。

 まぁタイトルどおり、for a Dreamってことだろ。単純にアヘン窟に対して感じた印象と同じものがある。

ハリー
腕どっかいっちゃった…w

マリオン
最後のMaid Marion. Welcome.って言われるところがすごい印象に残っていますね。ケツ振りながらセックスショーでこれでケツ末かとか思ってたら薬を抱いて寝るというくそつまらない終わり方が付けられてる。けつふりながら終われよな、最高なんだからあそこは…

サラ
摂食障害、ダイエットのために覚せい剤まがいのダイエットピルで薬物中毒とばばぁに容赦ない話だな。現実問題、モデルとか風俗嬢をぱっと思いつきそうだけどばばぁがこの設定っておもしろいなって思った。ばばぁおまえはどうでもいいし別に見たくもないんだよな。

タイロン
おまえいらなくね?

 胡蝶の夢っていうことわざを知っている人は、過激な薬物依存症の女がうつってるポルノを一緒に見ればこの映画の本質を読み取れるからみる必要はないね!
 
Clint Mansell - Lux Aeterna
一際目立つテーマ曲で頭の中でループするぐらいの名作です。この曲に出会えた感謝、さよなら映画みたいな感じぃ。

2015年1月14日水曜日

Vince Gilligan(ヴィンス・ギリガン)『Breaking Bad(ブレイキング・バッド)』


 周りの人がアメリカのドラマって面白いよとか言ってすすめてきたわけだ。物心ついたときからこっちは見てるよ死ねとか言わずに、ほんとにーこんどみてみるね♪とか言ってちゃっかり見ちゃった(テヘッ 夏の暑い日にだらだらとみればよりいっそう雰囲気は楽しめますね。これとハウス・オブ・カードがセットでおもしろいよー♪みたいな感じで薦めてくるやついるんでみんなも注意してくれ。一時期24とプリズン・ブレイクを布教していた宗教と手口が同じだ。プリズン・ブレイクお前はいいが、24てめぇは駄目だ。

season1
 悲劇の始まり、要するにプロローグで、全体的に非常につまらない。行き当たりばったりな事故の正当化である自己の正当化を繰り返す本質が初手からあらわれている。
まじめであることがウォルターの表面的な話だが、本質は正当化するごみくずであるといったところ、白パンツブリーフの冴えない中年のおっさんというのは、どこの国にも通じるイメージだな。 そろそろまともなパンツ探そうか。思えば服装とかの趣向まで変わっていったら面白かったのになって思う。虐げられたよき夫でお父さんってことか。これ日本で長男じゃなくて長女だったら更に悲惨なことになってたよなw娘に嫌われる父とか男はつらいねw

season2
ep12 マイ・リトル・ガール Phoenix
 ジェシーとジェーンの恋愛のゆるやかな微笑ましい雰囲気から、嘔吐物をつまらせるリアルな映像の後の圧倒的な絶望感がやばい。リアルすぎて気持ち悪いし、物語の落差があり非常に印象的だ。この話があるからこのドラマをみてよかったなと思えるぐらいの衝撃だった。どうでもいい話だけど次々とごみみたいな売人などが死んでいく中で、やっぱ命の価値とかをみている自分がいるなと淡々と考えていた。ここでもウォルターのくずっぷりがひかるね。この時点でこの物語には絶望しかないんだなと気づいた。ジェーン・マーゴリス役のクリステン・リッターの病んでる危険な感じで壊れそうな美しさは非常にぴったりだ。ここだけでいえばすごく評価が高い。そして、この死は蝶のゆらゆらとしたはばたきだと解釈し、飛行機事故が竜巻だとしたら、バタフライ・エフェクトだ。薬で夢と現実の区別もつかない蝶は胡蝶の夢のようだ。

season3から後の話は規模が大きくなっていく売人家業の繰り返しに過ぎないと思うし、キャラの気になる点でも書いてみる。

ウォルター・ホワイト…妻や息子から否定され、最期に自分のためにやったんだとウォルターは気づくというか気づかされるわけで、生きてるってのはこうギラギラしたもんなんだって、それ自体が正当化したもんだろうけど、ウォルターは他人(この場合家族と自分の病気の費用)のためにやっているんだってそれを認めていなかったのをついに認めることになる。とはいえ家族に金は残そうとはするけどね。これが俺の人生なんだと気づきましたとかその歳になって何してんだこいつみたいな。高校デビューとか大学デビューとかよりひどくて、中年になって万引きするような変に抑圧されたものが爆発した感じがして白い目でみちゃうね。子供のうちから暴れとこうぜみたいな。遅すぎた反抗期。これからこういうやつのことウォルターホワイトって呼ぼう。最初の頃のキャンピングカーシャブシャブ時とハゲヒゲテロリスト時の対比が非常に良かったけど髭に若干の違和感あり。仮面ライダーの首から髪の毛でてる並になえました。

ハンク・シュレイダー…天職だなって感じで勘も冴えるやつで行動派の正義の警官。バランスのとれた人間で完璧のようにみえるが、メキシコという環境下ではそれは通用しなかった。どんだけ有能であっても環境である前提が違えば変わってくるよと。思えば能力があり過ぎるがゆえに、はまっていく。よく推理物で主人公より頭が良すぎて気づいてしまって犯人とか敵に殺されてしまうキャラとかいるけど、勘が良すぎたばっかりにみたいな。思えばウォルターが金で彼を助けようとするところは明らかにメリハリつけれない中途半端な甘ちゃんウォルターってことが強調されてるってことだな。てか大体のやつの死因ってそういうウォルターの中途半端なところからきてるんだよな。

ジェシー・ピンクマン…いややっぱウォルターとこいつのコミュニケーション不足ってのが大きいよな。そこからはじまるイザコザによって周りの人間が死んでいくっての繰り返し。
http://www.breakingbad.jp/interview03.php
Interviewインタビュー
Aaron Paulアーロン・ポール
(略ry)
Q :ジェシー・ピンクマンは、当初シーズン1で死ぬことになっていたのですよね?
    そうなんだ。ジェシーは死ぬはずだった。次のシーズンに視聴者を引っ張る、シーズン最後の山場にすらならない予定だった。ただ、ひどい爆発か銃撃戦に巻き込まれて死ぬ予定だったんだ。どちらだったか忘れたけど。でも第1話を撮った後、撮影が本格的に始まったら、全体的なストーリーの動きが変わっていった。ヴィンスがウォルターとジェシーの力関係を気に入って、そのストーリーを続けていくことになったんだ。
(略ry)
 ウォルター一人だと緊張感は生まれないだろうし、淡々と進んでいくだけだけだからなのかもしれないが、あまりに無常な感じで無能な二人のミスの数々はみていて心地よいものではないな。ハエの回の話にしろ、秘密を隠しているウォルターはやっぱごみくずだなwって二人の関係ってすげーさもしいよな。ジェシーがすべてを失っていく話だともいえるな。

グスタヴォ・ガス・フリング…ジャンカルロ・エスポジートの役がはまっている。ファーストフードの店長が似合ってるし、冷静な感じが出てていいよな。ただここまで頭がいいキャラってのがウォルターとピンクマンを野放しにするわけがねぇわなって思っちゃうねw彼の死ぬシーンって馬鹿みたいな話で、半分が完全に吹っ飛んでるわけで片方からみて大丈夫な感じに見えるわけよ。それがこう歩いて、ぐちゃぐちゃな半分がみえて倒れる。これがあり得ないギャグみたいなシーンだけど良かったね。かなり好きなキャラだったけどマイクも同様だよな。Zafiro Añejoはデザインがいいね。架空のテキーラらしいけど毒が入ってないなら飲んでみたいもんだ。

マイク・エルマントラウト…ガス同様にジョナサン・バンクスの役がはまっていて、キャラも好きだ。こういう冷静沈着で非常な部下で、泥臭いところからたたき上げでがんばってきましたみたいな雰囲気のキャラは実にいい。まぁその死もガス同様に。ガスは嫌いだけどマイクは好きだって友達が言ってたんだけどまぁ俺の場合この二人がいなくなったらウォルターとジェシーの痴話喧嘩がはじまるだけだし非常にどうでもよくなってきたよ。

  この世は無常だみたいな感覚にっていうか虚無感ってやつだ。だけど登場人物がちょっと突然要所要所で無能すぎやしませんか?って思うところが多い。

Michael Bay(マイケル・ベイ)『Transformers: Age of Extinction(トランスフォーマー/ロストエイジ)』


 今作から入ったらたぶんくそつまんねぇと思う。いやもうトランスフォーマーが主体なんだからどうでもいいだろって感じもあるし大丈夫か。んで3Dで当時鑑賞した。はじめての3Dということで、どきどきしながらユニバーサルスタジオなみに楽しいんだろうなとかわくわくしていたんですよ。そんなこんなでちっちゃい恐竜が立体的に動いててすげーかわいいぴょこぴょこしてるとか思ってた。時間がたつにつれ案の定、隣の人は寝てるし、僕も眠たくなった。長すぎるんだよな。なんかこう戦闘とかでも単純なものの繰り返しだしそれが3Dでみて楽しいってものじゃないしな。てかあんまり3Dじゃねぇし…こうなんだろうなぁ、テンポはいいかもしれないけどだから何してんだって感じでメリハリがない。ポップコーン食べてコーラ飲んでて、ユニバーサルスタジオといえばポップコーンだと、あぁこんなことならUSJでもいくんだったって思わされたね。

 シングルファーザーの父と娘のお話。んでボーイフレンドに娘を頼んだ!みたいな感じだ。 オプティマスが親でバンブルビーが子供みたいなそういう感じもあるんだけど、この二つの要素も特に何か活かされた感じがない。全体的に緊迫感がなかった。娘がやばい!みたいなときでもすぐ解決でなーんだ大丈夫じゃんみたいな、バンブルビーが挑発にのってやばい!すぐ終わり大丈夫だった。あぁ平和だなと。

 やさしく考えるとだね、スパイダーマンも三部作で終わって、新たにはじまったんだということで、次をわくわくしながらみようみたいな感じなのかな。明らかに俺がこんなものつまんねーわばーかみたいな歳になった老害なのかもなwとりあえず爆発しとけみたいな映画ってことだよな。

ルーカス・フラナリー・・・くそうざい上にうるさいギャグ要員で即死亡、完全に死んだ姿がターミネーター。 思えばこいつなんで死んだかってやっぱ代わりのやつがいるからだってことかなw

ジョシュア・ジョイス・・・ルーカスの代わりのくそうざい上にうるさいギャグ要員ジョブズ。

ドリフト・・・先生ってオプティマスとかいうコンボイのことを呼んでる侍ボロット。

 ラチェットが死んだ…とかルーカスはうぜぇからどうでもいいけど死んだ…とかも何だか何も感じないぐらいにトランスフォーマーのかっこいい動きとか車とか建物とかの壊れ具合や爆発をみろ!単純に!ってことだよな。そういう作品だよ。考えるな感じろ。あとこんな長い時間3Dメガネなんてつけてられっかってんだ!あぁ僕は汚い薄汚れた大人。