2018年7月3日火曜日

David Lean(デヴィッド・リーン)『Lawrence of Arabia(アラビアのロレンス)』


 彼の死についての史実を知っているために、はじめの演出が僕にとって意味をなさなかった… 時に知は面白さを殺してしまうので、子供のころに観るべき映画だったんだなぁと悲しくも思う。このバイクシーンの陳腐さというか雰囲気というかこの時代の技術だと思うがこれって子供のころに観た『The Prisoner(プリズナーNo.6)』(1967-1968)が似ているなと思ったら、このアラビアのロレンスが1962年なので、60年代のイギリスの香りなのだろう。どことなく食いしばった感じも妙に好きです。

壮大なスケールではあるけども、少し味気ないなって感じだった。時代的にここまでのものをつくるのは大変だったろうなと感じる大作ではあります。


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