2015年1月18日日曜日

Alfred Hitchcock(アルフレッド・ヒッチコック)『Psycho(サイコ)』


 金をぱくってからの猜疑心、警戒からくる警官の怪しさってのがいい感じに出ていたけどはじめのところは特にどうでもいい。車も買い替えてそしてモーテルに向かい疑心暗鬼ってのは疲れるなとか思ってシャワーという安心感からのメッタ刺し。
http://www.cinemacafe.net/article/2013/03/12/15955.html
March 12, 2013(Tue) 18:15
ヒッチコックと作曲家が対立!?『サイコ』伝説のシャワー・シーンにまつわる裏話とは?
(略ry)
 「音と映像は切り離せない」というのがヒッチコックの信念だったが、ヒロインが襲われるシャワー・シーンでは音楽を一切つけないつもりだったらしい。ところが、音楽を担当したバーナード・ハーマンはそれに反対し、激しく容赦のないバイオリンの音色をつけ、恐怖そのものを呼び起こす旋律として、『サイコ』のスコアを史上最も影響力のある映画音楽の1つにしたのだ。
(略ry)
実際、この音があるからこそ映画が生きているんだろって思えるな。この時代の映画ってのは、というより、ヒッチコック自体がこうコミカルな感じの演出をするのか知らんけど、メッタ刺しにするのも雑だし、最後に犯人が捕まるところもコミカルってかまぬけな動きだ。あーこれは劇なんだって感じでね(ジャンルの問題かな?)。血も大して出ないし、ああいうのは別にそんなに出す必要性ってかリアルに再現する必要性ってのがないんだなとは思ったけどさ。

 ホームズは結局パターンを覚えることだと言ってたけどそういう予測っていうのをある程度考えるとその内に答えがでるだろってなっちゃう。ストーリーが進むにつれて絞られちゃうんだから、あのモーテルの主人が頭がおかしくて、母親も本人の妄想か何かだろみたいに思うと案の定だった。だがそれでも彼が母親の格好をして出てきた(前述どおり間抜けにつかまっていたがw)ときは、その演技としての表情がうわー怖いなって思わせるもんだった。たぶん一人で見たらちょっと怖かったと思う。ノーマン・ベイツ役のアンソニー・パーキンスの演技力ってことだな。いまだとこれはないなって思っちゃうのが病気の説明のとこだな。最後につかまった後、あの説明のための無駄な語りはいらねーだろって感じだけど、結局あの当時はそういう精神の病気ってのがあんまりわかってなかったときだからなのかもな。今だったらいらないだろあれ。アンソニーの気持ち悪さがすべてだと思う。それだけは実にいい。

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