2017年6月28日水曜日

山口 貴由、南條 範夫『シグルイ』


ため技w
流れ星…両手でやる横軸デコピン。
無明逆流れ…手と足でやる縦軸デコピン。

1958年:山田 風太郎『甲賀忍法帖』→2003年:せがわ まさき、山田 風太郎『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』
1956年:南條 範夫『駿河城御前試合』→2003年:山口 貴由、南條 範夫『シグルイ』

全滅する感じとか、この時代の作品は暗いなぁ…読んでいて何の意味もない感じがするんですよね。虚無感っすなぁ…徳川許すまじw!

砂浜にて藤木源之助と伊良子清玄のすれ違いみたいなのが若干悲しいかな程度。
清玄がゴミ過ぎて、ようやく改心しそうだった所への空気読まない源之助の改心の一撃って感じだった。
いずれにせよ両者、貧しさや格差社会ってのが自由を許さないし歪みをつくりだすなぁという感じやね。拙者悲しみでござる。
牛股権左衛門がふくを殺したなら糞野郎だけどまぁ木を破壊しただけだと思いたい。この人は体力極振りやね。
岩本虎眼も清玄と同じく糞野郎すぎたね。
やっぱり時代が悪い!時代が悪いよねw!
てかあれで終わるなら、がま剣法とかもいらんやろとしかいいようがない。さくさくっとどきどきしながら読めた点は良かった。

板垣 恵介『グラップラー刃牙』(1991)のような壊れた若干のグロさみたいなものを感じた。内臓飛び出たりとかだと僕は他には田口 雅之、高見 広春『バトル・ロワイアル』(2000)しか知らない。結末的に言えばバトルロワイアルよりも救いがないなぁ…
でもそこが日本の昔話って感じで、侍って感じでいいじゃないかと思う。あの世界観には関わりたいとは全く思えないが。

さっき、冨樫 義博『HUNTER×HUNTER』34巻を読んだら、シグルイについて書いてあって思い出した。前から読もうかと決めていたが、なかなか読む機会がなかったので、ネットカフェに泊まるついでにさっき読んだ。
シグルイや刃牙の影響をナレーションとかHUNTERは受けていると思うし、木多 康昭『喧嘩商売』、『喧嘩稼業』なんて完全にそうやね。龍虎、トーナメントは刃牙まんまやし。

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