2014年1月31日金曜日

水野成夫社長(森喜朗邂逅)

 かなり強引に押し通る森。なんだかよくわからないがチャンスをものにする力というか、バイタリティを学ぶべきだと友人が感心していた。この人はユーモアを交えて話すところがある(それでこそ雄弁会)し、話半分で私はみてはいるが、楽しいサクセスストーリーだ。

http://www.nikkei.com/article/DGKDZO49243650W2A201C1BC8000/
森喜朗(7) 産経入社 「本田が4輪進出」特ダネ 日本工業新聞で企業取材
    2012/12/7付
(略ry)
水野成夫さんは当時、小林中さん、永野重雄さん、桜田武さんと並ぶ「財界四天王」と呼ばれた大物で、産経新聞社に乗り込んで経営再建に当たっていた。

 千葉先生の紹介状を携えて私は国策パルプ社長室に水野さんを訪ねた。ビルの中の社長室に日本間があり、真ん中には囲炉裏がしつらえてあって びっくりした。水野さんは「わかった。君がお国のために頑張っているのは感心なことだ。産経の担当者に話しておこう」と言ってくれた。

 これで入社は決まったと思ったが、卒業が近づいても産経から連絡がない。おかしいなと思って問い合わせると「水野社長はそう言ったかもしれ ないが、うちは経営再建中で新人採用予定はない」と言われてカッときた。思わず「天下の水野成夫がうそをつくとは何だ」とかみ付いた。

 しばらくして「採用試験をやるから受けろ」と連絡があった。私は「試験は受けない」と言い張ったが、「試験を受けないと採用しない」と言う。試験では白紙の答案を出し、最後に「天下の水野社長は前途有為な青年をつぶしてはならない」と書き加えた
(略ry)
 一言で言えば、図々しいとなるかもしれないが単純におもしろいじゃないか。 やはり何か持ってると印象を受けるし、森らしい。
 最後の賭けにも似た白紙には、感心する。中途半端に答えるより難しいな。「サメの脳みそ、ノミの心臓」と評されたがそうは思えない。図太い。
 関係ないがやはり、ここでも財界四天王はこの並びである。関係ないついでに雄弁会の人脈は早稲田だけでなく、別の東京の大学も雄弁部で関わりがあるらしい。全く関係のない世界であるため参考になった。討論や演説など何だか想像もつかない活動だが政治家などに向いてる部活動であるなと思いました。

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