2017年3月5日日曜日

佐藤 雄三『闘牌伝説アカギ 闇に舞い降りた天才』


相手の心を折るゲーム。

ベストバウト
アカギvs矢木
矢木が子供だからと言ってなめないというのはすごい。矢木は結構強いのに相手が化け物だった。

曲については、
愉悦の境地
しかし 矢木に 電流走る――!この曲と演出が最高にかっこいい。

アカギvs市川
強いのに相手が化け物だった。負けてそこまで一発で心が折れるかなぁって感じではある。若干アカギの方が格下感がある。浦部より強いとは思うが…うーん…

アカギvs浦部

アカギ「奴の怒りは本当の怒りじゃない。
だから目の前にある復讐のチャンスを見送った。
要するにそんなレベルの男。
怒りにさえ損得を絡めてくる通俗性。
あの男は死ぬまで純粋な怒りなんて持てない。
そして本当の勝負も生涯出来ない。」

原作でも大体同じ台詞。これはすごく響くことがある。僕も気を付けて他人に利用されないようにしないといけない。
例えば、顔が不細工な女の人がある男に不細工と言われて、言ってきた相手のその男に対して怒りをぶつけるんじゃなくて、世の中の男全てが敵だと認識して、いかれたフェミニズムを信仰するのと似ている。こういう人は永遠にレイプされたままだなと思う。考え方そのものもレイプされて曲がって、偽物の怒りを関係のない別の男や男という実態のない象徴に向けている。ある意味で、レイプされておかしくなってる被害者だけど、関係のない別の誰かに八つ当たりするセカンドレイパーだ。今のリベラルに対する批判ってこれでしょ。ブラックラグーンの双子編みたいなもの。

鷲巣編はみなくていいです。 
鷲巣巌
今だと警察官僚って中曽根康弘(内務省)が一番イメージに近いな。岸信介+児玉誉士夫って感じかな。昭和の怪物って昭和の妖怪、フィクサー的なところは後者が一番有名だしこんなものでしょう。正力松太郎ってのもしっくりくるけど、財界の政商に近いのはいないなぁ。
正直みる価値はないかな。 台詞とか色々、MAD素材のお笑い玩具。
俺たちの戦いはこれからだ。原作もちらっと読んでたけど地獄とか鬼とか馬鹿なんじゃないかなと思ったよ。読む価値なし。

絵としてはアカギがパンチするところが好きだ。あそこは容赦なくて面白いw
後は、天 天和通りの快男児を読めばok。

0 件のコメント:

コメントを投稿